導入事例 Case Study
講演・セミナー
管理職・リーダー育成
プロジェクトマネジメント研修(応用編) & ミーティングファシリテーション研修(応用編)
株式会社 学研ホールディングス
株式会社学研ホールディングス 人事戦略室
小林 輝男様
今岡 昇平様
テーマ:その他
インタビュー
背景・課題
ハイブリッドワークを推進する上で、まずは目の前の仕事のやり方を変えたい。
2020年以降、新型コロナウイルスの影響で働き方が大きく変わり、オンライン・リモートワークが大幅に取り入れられるようになりました。オンラインの働き方が浸透する中で、グループ全体のエンゲージメント調査でも、マネジメントや仕事の進め方に問題がありそうなことが見えてきました。
その解決策を模索していたところ、NOKIOOが主催する「90分腹落ちセミナー」をたまたま受講する機会があり、こうした仕事の課題はオンラインに限定されるものではなく、オフィスワークにも共通する課題であるということに気が付きました。そのセミナーを受け、仕事の課題を解決するために具体的なテーマ設定をし、まずは目の前の仕事のやり方も変えていけるような契機につながる研修を実施したいと考えるようになりました。
早速研修の骨子を企画し相談したところ、自分が参加した「腹落ちセミナー」を自社向けに「出張ライブセミナー」として提供いただけることを知り、今回のテーマや多くの社員が参加しやすい場をつくるというコンセプトが課題解決につながるのではと感じました。
研修企画・狙い
管理職のコアスキル向上。狙いは「飽きずに楽しく受けられる」こと。
ハイブリッドワークを社内で推進する上で、思考力・表現力・協業力といったコアスキルを向上させる必要があると考えました。
当社ではコアスキル向上のための研修として“基礎編”と“応用編”を計画し、その“応用編”をNOKIOOに依頼することとしました。NOKIOOに依頼した“応用編”では研修を受講した管理職層が「やってみたい」「やってみよう」という実際の行動変容につながるような研修にしたいと思いました。
NOKIOOに依頼したポイントは、一方的に一人の話を聞くだけの研修ではないことです。「出張ライブセミナー」では二人の講師が対話形式で進めていくため、参加者にとって新鮮な体験になるのでと考え、実際に「飽きずに楽しく受けられる研修」という狙いに対し、この対話形式・双方向の研修がぴったりとはまったようです。
今回依頼した研修テーマは「プロジェクトマネジメント研修」と「ミーティングファシリテーション研修」の応用編です。
「プロジェクトマネジメント研修」はリアルでの仕事力のアップはもちろん、オンラインでゴールや成果が決まっていないことが多い中、マネジメントを行う管理職の支援となる研修にしたいと考えました。これからのマネジメントに求められる成果と役割を正しく認識し、実践のポイントをつかめるような構成にしました。
「ミーティングファシリテーション研修」は、会議が業務を進めるため有効に機能しているか、オンラインになったことで難しさや苦手意識を持つ人もいるのではないか、という視点で企画しました。業務の生産性を高めるための、効果的な会議の進め方について、チームをまとめるマネジメント層にこそ、あらためて学んでほしいと思ったからです。
どちらも実際にはやってはいるけれど、きちんと研修を行ったことのない内容でした。
NOKIOOからの提案
プロジェクトマネジメント研修 & ミーティングファシリテーション研修
【プロジェクトマネジメント(応用編)~変化や曖昧さの中で成果を出すプロジェクトマネジメント2.0~】
これからのプロジェクトマネージャーに求められる成果と役割を正しく認知し、
変化が速い環境下で必要とされるプロジェクトマネジメントスキルをアップデートする研修です。
【ミーティングファシリテーション(応用編)~景色合わせで“仕事を加速させる”会議の技術~】
仕事の生産性を高めるための“会議の技術”を習得し、オンラインを活かしたインタラクティブな会議を提案する研修です。
研修実施・効果
社員の「具体的にどうしたらいいかわからない」に寄添う対話型セミナーの効果を実感
今回は管理職向けに手上げ制の研修として告知しましたが、管理職以外の方にも多く参加いただき、非常に関心の高いテーマ・研修のスタイルであることがわかりました。参加者を増やすことは、コアスキル向上を社内で広める上で重要な点だと思っています。
「プロジェクトマネジメント研修」と「ミーティングファシリテーション研修」の応用編を実施いただき、特に「ミーティングファシリテーション」研修の反響が大きく、参加者のニーズに合っていたと思います。業務の中で会議に使う時間が多くを占める中、これまで会議のやり方について体系的に学んだことがなかったため、改めて効果的な会議の進め方について社内で共通認識を持つことができました。「会議の主催者・参加者どちらの立場でも参考になる内容であった」「会議の質が上がるヒントが随所にあり、チーム力も上がりそう」と参加者がすぐにやってみたいと思える内容だったことが企画段階の狙いともフィットしていたと思います。
研修の中で具体的な助言・ヒントもいただいたので、「もやもやしているけれど、具体的にどう改善していいかわからない」という社員が抱える課題に対して、研修での学びを実践し、改善してくれると期待しています。
研修は、講師の小田木朝子さんと沢渡あまねさんがラジオのように二人で掛け合いながら進行し、そこに受講者がチャットで参加するスタイルが新鮮であり、参加者からも「あっという間の2時間だった」「今までの講習で一番参加しやすく、わかりやすかった」という声をいただきました。
今後は研修で学んだ内容を振り返り、職場で実践していけるような、受講者同士の学び合いの仕組み・コミュニティを作り、さらに学びを深めたいと考えています。